マンションの法律問題は「マンションの問題」で解決

訴　　状

平成○年○月○日

東京地方（簡易）裁判所　民事部　御中

　　　　　　　　　 　　　　　　原　告　　○○○○○○管理組合　　

代表者理事長　○　○　　○　○　㊞

〒○○○－○○○○　東京都○○区○○□丁目□□番□

原　　　　告　　○○○○○○管理組合
　　　　　　　　　　　　　　代表者理事長　　○　○　　○　○

〒○○○－○○○○　東京都○○区○○□丁目□□番□

　　　　　　　　　　○○○○○○□□□号

　　　　　　　　　　被　　　　告　　　○　○　　○　○

管理費等請求事件

訴訟物の価格　　金○○万○○○○円

貼用印紙の額　　　　　金○○○○円

少額訴訟に関する申述

　本件につき、少額訴訟による審理及び裁判を求める。

　原告が御庁において、本年、少額訴訟による審理及び裁判を求めた回数は、○回である。

第１　請求の趣旨

１　被告は，原告に対し，金○○○万○○○○円及び別紙計算書の小計欄記載の各金額に対する各支払期日欄記載の日の翌日から支払済みに至るまで，年○％の割合による金員を支払え。

２　訴訟費用は被告の負担とする。

との判決及び仮執行宣言を求める。

第２　請求の原因

１　当事者

（1）原告は，別紙物件目録記載の区分所有建物一棟（以下「本件マンション」という。）の各区分所有者全員により構成されるマンション管理組合である。

（2）被告は，別紙物件目録１の専有部分の建物の表示記載の区分所有建物の区分所有権を，平成○年○月○日付売買を原因として所有権移転登記を経由して取得し，現在も所有する原告管理組合法人の組合員である（甲第１号証）。

２　被告の管理費等及び使用料等の支払義務

（1）管理規約第２５条及び第６０条第１項によると，管理組合は，本件マンションの敷地及び共用部分等の管理に要する経費に充てるため，区分所有者より管理費及び修繕積立金（以下「管理費等」という）の翌月分を当月の○日までに一括して徴収可能である旨定められている（甲第２号証）。

また管理規約第６０条第２項は，区分所有者が，支払期日までに納付すべき金額を納付しない場合には，管理組合は，その未払金額について各支払期日の翌日から起算して各支払い日まで年利○％の割合による遅延損害金を加算して請求できる旨定めている（甲第２号証）。

（2）本件マンションに課せられる管理費等は，次のとおり定められた。

①管理費は，平成○年○月○日開催の定期総会において平成○年○月分より月額金○万○○○○円と決定され，その後改定されていない（甲第３号証の１，２）。

②修繕積立金は，平成○年○月○日開催の定期総会において平成○年○月分から月額金○○○○円と決定され，その後改定されていない（甲第４号証の１，２）。

３　被告の管理費等及び使用料等の未払い

被告が負担すべき管理費等につき，別紙請求明細表の小計欄記載の各金額に対する各支払期限は既に到来したものの，平成○年○月○日現在，被告の支払はない。

４　結語

よって，原告は，被告に対し，前記請求の趣旨記載の支払いを求めるため，本訴に及んだ次第である。

証　拠　方　法

１．甲第１号証　　　　　　　区分所有建物全部事項証明書

２．甲第２号証　　　　　　　○○○○管理規約

３．甲第３号証の１，２　　　第○期定期総会議案書及び議事録

４．甲第４号証の１，２　　　第○期定期総会議案書及び議事録

添　付　書　類

１．訴状副本　　　　　　　　１通

２．甲各号証（写し）　　　各２通

３．資格証明書　　　　　　　１通

４．不動産登記簿謄本　　　　１通

別　紙

（一棟の建物の表示）

　　　所　　　在　　○○区○○□丁目　□□番地□

　　　建物の名称　　○○○○○○

　　　構　　　造　　鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根○○階建

床　面　積　　　　　　　１階　　○○○○．○○㎡

　　　　　　　　　　２階乃至○○階　各○○○○．○○㎡

　　　　　　　　　　　　　地下１階　　○○○○．○○㎡

（専有部分の建物の表示）

　　　○○□丁目　□□番□の□□□

　　　建物の名称　　□□□

　　　種　　　類　　居宅

　　　構　　　造　　鉄骨鉄筋コンクリート造１階建

　　　床　面　積　　○○階部分　　○○○．○○㎡

（敷地権の目的である土地の表示）

　　土地の符号　　１

　　　所在及び地番　○○区○○□丁目□□番□

　　　地　　　目　　宅地

　　　地　　　積　　○○○○．○○㎡

（敷地権の表示）

　　　土地の符号　　１

　　　敷地権の種類　所有権

　　　敷地権の割合　○○○万○○○○分の○○○○